魯東大学外国語学院は1963年に創設されました。当初は英語学科と称され、1971年に英語学部、1994年に外国語学部となり、2002年3月に現在の外国語学院となりました。

本学院には、現在146名の教職員が在籍しており、教授が７名（英語６名、日本語1名）、准教授が38名（英語30名、日本語4名、韓国語3名、フランス語1名）、博士号を取得した専任教師が33名おります。学院には、山東省大学重点学科首席専門家が1名、山東省大学「青創科学技術計画」革新チーム首席専門家が1名、学校レベルの中・青年中堅リーダーの育成対象が4名、また、外国人講師が8名、産業教授が２名おります。在学生は2034名に達しており、そのうち学部生が1805名、大学院生が212名です。

本学院には英語、ビジネス英語、日本語、朝鮮語、フランス語、大学英語、大学院公共英語などの学部があります。そして、外国語言語文学一級学科修士学位の授与権（英語、日本語、韓国語の3ヶ国語対応）が一つ、教育修士（学科教学・英語）及び翻訳修士(英語・日本語）の２つの修士学位の授与権を有しております。英語、ビジネス英語、日本語、朝鮮語、フランス語の５つの学科を設置しており、全学生を対象に大学英語、大学日本語、大学院公共英語、英語副学科コースを設けております。英語学科は国家一流の学科建設拠点であると同時に、山東省一流の学科建設拠点であり、省クラス最優学科でもあります。英語言語文学は「第11次五ヶ年計画」の山東省重点学科で、「第1２次五ヶ年計画」の山東省特色重点学科となっております。

本学院は優れた教学研究プラットフォームと資源を備えており、「デジタル化言語文学」国家クラス実験教学モデルセンターを設置しております。また、現代化言語設備と先進的なスマートクラスルーム、録画放送教室、マイクログリッド教育、BEU（学校と企業の連携）、DPフォワーダー、同時通訳などの複数の機能実験室を設け、豊富な蔵書とデジタル化資料を所有しております。また、「応用型外国語人材育成」山東省大学人文社会科研究基地と山東省・フランス協力交流研究センターも設置しております。「上級英語」と「翻訳理論と実践」は省クラス一流科目で、「英米新聞・雑誌文選」は省クラス優秀科目で、「英語言語文化」と「大学の外国語素質教育」は省クラス精品科目シリーズ（10科目を含む）です。「国際ビジネス」は魯東大学の名門校建設の重点科目シリーズです。

本学院は対外交流と協力を積極的に推し進めており、すでにアメリカ、イギリス、フランス、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドなどの大学、十数校と連携して、学部生と修士の共同育成及び協力交流プロジェクトを実施しております。ここ数年来、「第12回全国古典翻訳学術シンポジウム」、「『一帯一路』を背景とした朝鮮半島における中華伝統文化の伝播研究学術シンポジウム」、「新時代中仏教育交流とフランス語専門人材育成学術シンポジウム」など、全国および地域的な学術シンポジウムを数回主催しました。

科学研究を通じて教育を促進し、国家の重大な戦略と地域経済社会の発展に貢献し、目覚しい成果を上げております。科学研究においては、山東省内の大学では上位に位置しております。CSSCI収録刊行物に論文80余本を発表し、学術専門書、訳書90余冊を出版し、山東省社会科学優秀科学研究成果二等賞2点、三等賞6点を受賞し、山東省高等学校優秀科学研究成果賞13点を受賞しており、国家哲学社会科学基金の各種プロジェクト18件及び省部クラスの科学研究プロジェクト60余件を主宰しました。

本学院は「競技によって学習・教学・向上を促進する」という原則を堅持し、教育・教学の改革と発展を主軸とし、課程思政を先導とし、研修・競技・示範を基に、教員の指導能力と教育・教学レベルを総合的に向上させております。ここ数年来、9名の教員が全国の教学コンテストで受賞し、11名の教員が省レベルの教育コンテストで受賞しました。

そのうち、本学院の教員は2019年度外研社教学の星全国教学コンテスト・ファイナルで優勝し、第6回山東省大学青年教師教学コンテストで一等賞、「外教社杯」全国大学外国語教学コンテスト・ファイナルで一等賞を受賞しました。

今現在、本学院には中国共産党党員は191名です。そのうち69名が教職員、122名が学生です。本学院には7つの共産党員支部があり、そのうち2つが教職員党員支部で、5つが学生党員支部です。2019年、「山東省党建設事業の模範たる学院学部育成・創設単位」として認定され、同年度、「大学学院学部の党組織書記による末端党組織の党建設突破プロジェクト優秀成果」を受賞し、さらに2021年には「山東省教育系統先進末端党組織」を受賞しました。2016年―2021年6年連続で「魯東大学党建設事業の先進単位」を受賞しました。2019年、本学院の党総支部と学生党員ワークステーションがそれぞれ学校の党建設事業ブランド特色の育成・創設プロジェクトに入選しました。